中国で冷凍食品からコロナが検出されたと報道されていますね。
新型コロナウィルスについてはまだまだ分からないことも多いそうですが、用心にこしたことはありません。
そこで、今回の「中国で食品からコロナ検出」について、報道されている内容、個人的に気をつけたいことをまとめました。
※あくまで素人の意見ですので、参考程度にお願いいたします。
中国で冷凍食品からコロナ検出!
中国で冷凍食品からコロナウィルスが検出されました。
中国政府は新型コロナウイルスの感染リスクがあるとして、輸入の冷凍・冷蔵食品への警戒を強めている。ウイルス検出が相次いでいるためで、税関当局は関係企業からの輸入を一時停止した。
中国紙・北京日報(電子版)によると、13~16日の4日間で湖北や山東など6省10か所で、アルゼンチンやブラジルなどから輸入した冷凍の食肉やエビから陽性反応が出た。
ちなみに中国で冷凍食品からコロナウィルスが検出されたのは初めてではなく、8月ごろから何度か報道されています。
またニュージーランドなどでも検出されたことがあるそうです。
中国産の冷凍食品からコロナが検出されたわけではない!
「中国」「冷凍食品」「コロナ」というワードが並ぶと、中国製の冷凍食品からコロナ検出なの?と思ってしまいがちですが、
今回報道されている内容を確認すると、中国産の冷凍食品からコロナが検出されたわけではありません。
ブラジル・アルゼンチンから輸入した冷凍食品からコロナウィルス検出
報道された内容によると、中国製の冷凍食品ではなく、中国がブラジル・アルゼンチンなどから輸入した冷凍食品からコロナウィルスが検出されたそう。
中国産の冷凍食品から検出されたわけではありません。
日本のことではないとはいえ、安心できませんよね。日本にもブラジル・アルゼンチン産の冷凍食品はたくさん輸入されています。
輸入食品全てにウィルスが付着しているわけではありませんが、用心したほうが良さそうです。
ただ、ここで見過ごしてならないのは、中国が報道している内容の信憑性です。
中国は「冷凍食品コロナ起源説」を強調したいだけ?
中国はたびたび冷凍食品からコロナウィルスが検出されたと報道していますが、これは中国がコロナウィルスの起源であることを否定したいからと言われています。
どういうことなのか、もう少しくわしく説明しましょう。
ハッキリしない部分もあるようですが、一般的に新型コロナウィルスは、中国の湖北省武漢市から世界に蔓延したと考えられています。
しかし、中国政府は「新型コロナウィルスの発生源は自分たちの国ではない!」と主張したいわけですね。
そのため、輸入した冷凍食品からコロナウィルスが検出されたことを何度も何度も報道し
- 中国で海外から輸入した冷凍食品からコロナが検出されています!
- コロナウィルスは中国ではなく輸入品から入ってきたんですよ!
と世界に訴えているのです。
露骨な情報操作だな。現時点ではフードチェーンが感染経路になるエビデンスはないという見解がWHOはじめ中国外では一般的のはず。そのような情報も記事に盛り込むべきでは
引用:Twitter
真相は分かりませんが、中国の報道が胡散臭いことは確かですね。
とはいえ、自分たちの身を守るのは自分です。ふだん口にするものに対して気をつけたほうが良いかもしれません。
冷凍食品のコロナ対策は加熱?
もし冷凍食品にコロナウィルスが付着しているなら、どうしたら良いのか気になりますよね。
調べたところ、コロナウィルスしっかりと加熱すれば退治できる可能性があるようです。ただ、あくまで可能性です。
新型コロナウイルスは、37度では1日たっても存在していました。温度を56度にすると、30分以内に検出できなくなったということです。
さらに、70度では5分以内に検出できなくなったということで、温度が上がるほど短時間で死滅する傾向がみられたということです。
少なくともしっかりと加熱調理すれば、死滅すると考えられるということです。
引用:nhk.or.jp
新型コロナウィルスについてはまだまだ分からないことだらけです。
冷凍食品に付着したコロナウィルスから感染するのか不明ですし、加熱だけで感染しないとも言い切れません。
ハッキリ言えるのは、何もしないよりは、加熱した方が良さそう。程度のことです。
心配しだすとキリがありませんが、冷凍食品を食べる時には加熱したほうが心が休まりそうですね。
まとめ
今回は中国で冷凍食品からコロナウィルスが検出されたことについて、簡単にまとめました。身近にある冷凍食品からコロナウィルスが検出されるとは、恐ろしすぎますね。
アレも危ない、コレも危ない、だと何もできなくなってしまいますが、どこにコロナウィルスが潜んでいるかは分かりません。
口にするものには、より一層気をつけたほうが良さそうです。輸入ものの冷凍食品について、今後日本政府がどのように対応するのかも注目しましょう。