2021年6月1日。大会後の会見を拒否していた、大坂なおみ選手が、大会を棄権することを発表しました。
さらに、ツイッターにて2018年から鬱(うつ)病に悩まされていたことを告白。
大坂なおみ選手を心配する声もありますが
- タイミング的に言い訳に聞こえる
- 嘘としか思えない
などの厳しい意見もあり、炎上しています。
そこで今回は大坂なおみ選手の鬱(うつ)病は嘘なのか、世間の声や大坂なおみ選手の行動についてまとめました。
大坂なおみが大会棄権を発表
大坂なおみ選手が6月1日、大会を棄権することを発表しました。
テニス女子で世界ランク2位の大坂なおみ(23)=日清食品=が31日(日本時間1日)、自身のSNSを更新し、大会を棄権することを発表した。
また、2018年の全米オープン以降、うつ病と不安症に悩まされてきたことを告白。しばらくの間、コートから離れる意向を示した。
引用:Yahoo!News
大坂なおみ選手は、2018年からは鬱病にも悩まされていたとのこと。
記者会見を拒否したのも、大会を棄権するのも鬱病が原因のようですね。
大坂なおみがツイッターで鬱(うつ)病を告白
2021年5月31日(日本時間だと6月1日)。大坂なおみ選手は、ツイッターにて2018年から鬱(うつ)病に悩まされていたことを告白しています。
鬱(うつ)病告白ツイート全文
大坂なおみ選手の鬱病告白ツイート全文はこちら。
かなり長い文章ですね。
和訳
大坂なおみ選手の鬱病告白ツイートの和訳も見てみましょう。
みんな、こんにちは。この状況は数日前に私が(ツイートを)投稿したときにイメージしたものでも、意図したものでもない。大会や他の選手、私自身の健康を考えると、私が大会を棄権することがベストだと思う。そうすることで、みんながパリで開かれているテニスの大会に集中できる。
私は邪魔になりたくなかったし、(記者会見拒否の公表が)理想的なタイミングでなかったことや、メッセージももっと明確にすべきだったことは受け止めている。それ以上に大事なのは、私はメンタルヘルスを軽視したり、この言葉を軽い意味で使ったりはしない。
本当のことを言うと、私は2018年の全米オープン以降、長い間うつ病に苦しんでいて、このことと付き合っていくのに本当に苦労してきた。
私のことを知っている人なら誰でも、私が内向的であることは分かっていると思うし、大会で私を見たことがある人なら誰でも、私がよくヘッドホンをつけて社交不安症をやわらげようとしている姿に気がついていると思う。
テニスを取材する報道陣は、いつも優しくしてくれたけど(傷つけたかもしれないクールなジャーナリストには特に謝りたいです)、私は社交的に話せるタイプではなく、世界のメディア相手に話す前はとても大きな不安の波にさらされている。
本当に緊張するし、あなた方にできる限り最善の答えを出そうとすることにストレスを感じてしまう。
だから、パリに来てからすでに不安になり傷つきやすくもなっていたので、自身のケアにあてるために記者会見をスキップした方がいいと考えた。
(大会が始まるより)先に公表したのは、大会の規則が時代遅れに感じていたし、それを強調したかったから。大会ではものすごく気が張り詰めるので、主催者側には大会が終わったら喜んで話し合いたいというおわびの文書を内密に送っていた。
これからは少しの間、コートから離れようと思っている。でも正しい時期が来たら、選手や報道陣、ファンにとってより良い方向性をツアーと話し合っていきたい。
とにかく、みんなが元気で安全に過ごされていることを願っています。みんな大好き。いつかまた会いましょう。
引用:朝日新聞デジタル
大坂なおみさんのツイートを簡潔にまとめると
鬱病だから会見も拒否し、棄権しました。
ということのようですね。
もう少しくわしくまとめると
- 健康を考えて大会を棄権した
- 2018年の全米オープンから鬱病に悩んでいた
- 内向的な性格でメディアの前で話すことが不安
- 会見拒否も自分のケアのため
- ケアのためしばらくコートから離れる
といった内容です。
世界のトッププレイヤーが、鬱病であることを明かし、大会を棄権することは、簡単に決断できる事ではありません。
大坂なおみ選手のツイッターのリプ欄には、心配の声や、大坂なおみ選手が会見を拒否したことを支持するコメントで溢れています。
しかし、大坂なおみ選手の鬱病は嘘ではないか?という意見も。
大坂なおみの鬱(うつ)病は嘘?
大坂なおみの鬱(うつ)病は嘘では?と言われる理由は、大坂なおみ選手のこれまでの行動です。
大坂なおみ選手は過去にも問題発言などで炎上していますね。
今回の鬱(うつ)病告白の前には、会見を拒否しインスタグラムに「さよなら、せいせいした!」などと投稿していました。
会見拒否や棄権の言い訳にしか聞こえないと炎上
大坂なおみ選手の鬱(うつ)病告白は、会見拒否や棄権の言い訳にしか聞こえないと炎上しています。
なおみ「記者会見出たくないーー!!!これはテニス選手の総意ぃぃぃーー!!!」
— 大阪のコロナファイターさんと他99人 (@RypJd6) June 1, 2021
↓
有名選手達「会見は義務だし、プロなら当たり前甘えんな」
↓
なおみ「はい、鬱でぇーーす!!!今後私を批判することは許されない」
これにしか見えない
メンタルが非常に重要なプロテニスで実績と結果を残してきたのに
— tk (@kitamura1027) June 1, 2021
最近の発言も相まってバッシングされた途端「鬱でした。私を攻撃するのは鬱病への差別」って
鬱病を盾に自分をバッシングする相手を攻撃したいだけにしか見えないんだよなぁ
さすがにタイミング悪い
あの発言の前なら反応は全然違ってた
本当に鬱だったとしても何故今
— 社不ランナーAKM (@WhvCT1yx5SOg4QJ) June 1, 2021
大坂なおみ選手の鬱が嘘か本当かは分かりません。
ただ、大坂なおみ選手が鬱(うつ)病告白の少し前まで、かなり強気な発言をしていたことは事実です。
なぜ今のタイミングでの鬱(うつ)病告白なのか?疑問を持つのは当然でしょう。
▶️大坂なおみがインスタに「さよなら!せいせいする!」と投稿
鬱(うつ)病を患いながら選手として活動するのは無理
また、大坂なおみ選手が、鬱(うつ)病を患いながら選手として活動するのは無理ではないか?という意見も。
私自身鬱であることや周りの鬱の方で共通してることがあって、意欲が湧かないこと、風呂に入るので一日精一杯などが特に多いです。大阪なおみさんは2018年から鬱病であるにも関わらず選手として活動していた事から強靭な精神力=鬱では無いと
引用:Twitter
鬱(うつ)病と言ってもさまざまな症状があるため、鬱(うつ)病だからテニス選手として活躍できないとは言い切れません。
ただ、鬱(うつ)病を患いながら、大坂なおみ選手のようなトップレベルのプレイヤーになれるのか?と考えるとかなり厳しそうです。
政治的な発言をしている
大坂なおみ選手は、過去に政治的な発言もしています。
大坂なおみ選手の家族や周りの人間が、鬱(うつ)病を患っていることを知っていながら政治的な発言をさせていたというのは少し無理があるような気もしますね。
大坂なおみの鬱(うつ)病は嘘か本当かは分からない
大坂なおみ選手の鬱(うつ)病が、嘘か本当かは分かりません。
鬱(うつ)病の診断書を公表していない
大坂なおみ選手は鬱(うつ)病の診断書を公表していません。もし鬱(うつ)病が本当なら、2018年に医師に診断された証明書を公表できるはずです。
大坂なおみ選手のこれまでの行動から、証明しない限り「鬱(うつ)病は嘘なのでは?」と言われ続けても仕方ありません。
仕方なく今のタイミングでの公表になった
大坂なおみ選手が鬱(うつ)病を告白したタイミングがおかしいと言われていますが、仕方なく今のタイミングでの公表になった可能性も考えられます。
大坂なおみ選手の鬱発表、結構嘘と捉えている人多いんだな。タイミングがタイミングだからそうなってもおかしくないけど、本人は公表したくなく、今の今まで言わなかった、というのもあり得るのでは?
引用:twitter
大坂なおみ選手ほどのトッププレイヤーが、鬱病を告白すれば世間に衝撃が走りますよね。
また今後のテニス人生や、仕事にも確実に影響が出るはずです。
鬱(うつ)病であることを公表する気はなかったものの、大会の取材を拒否したことで叩かれ、体調が悪化した可能性もあるでしょう。
タイミングが悪すぎる
とはいえ、大坂なおみ選手が鬱病を告白したタイミングが悪過ぎることは否定できまません。
大坂なおみ選手が鬱病であることが本当だとしても、これまでの行動は全て鬱病のせい。だから仕方ありません。と開き直って要るようにも受け取れます。
大坂なおみの鬱(うつ)病告白は大会主催者へのパフォーマンス?
大坂なおみ選手がこのタイミングで鬱(うつ)病を告白したのは、大会主催者側へのパフォーマンスである可能性もありそうです。
女子テニスの大坂なおみ(23=日清食品)が1日、自身のSNSで全仏オープン(パリ)棄権とうつ病を告白。
全仏の主催者で、当初大坂の会見拒否を「ひどい間違い」と非難したフランステニス連盟のジル・モレトン会長が声明を発表した。しかし、記者会見に応じなかったことで「なんという皮肉だ」「偽善者」「自分は会見をしないのか!」と、メディアや関係者から非難ごうごうだ。
引用:Yahoo!News
大坂なおみ選手の会見拒否を批判していた、大会主催者側が鬱(うつ)病告白に対して声明を発表するだけで終わらせ、非難されている事実。
大会主催者側が扱いにくいであろう「鬱(うつ)病」という問題。それを見越して、大坂なおみ選手がこのタイミングで鬱(うつ)病を告白したこ可能性もあります。
鬱(うつ)病が嘘なのか、告白のタイミングを狙ったのか、本当のことは分かりません。
ただ、大坂なおみ選手が鬱(うつ)病を告白して、会見拒否について非難されにくくなったことは確かでしょう。
大坂なおみの鬱(うつ)病は嘘?まとめ
今回は「大坂なおみの鬱(うつ)病は嘘?会見拒否や棄権の言い訳にしか聞こえないと炎上」として、大坂なおみ選手の鬱(うつ)病告白が嘘なのかについてまとめました。
大坂なおみ選手の鬱(うつ)病告白は、かなり勇気の要る行動です。ただ、大坂なおみ選手の過去を振り返ると、鬱(うつ)病は嘘では?と言われても仕方のない行動が目立ちますよね。
会見の拒否にも賛否両論ありますが、自分のメンタルを優先することは大切です。ただ、会見を拒否するにしても、もう少し違うやり方があったのではないでしょうか。